DIY!シェビーバンの内装ウッドパネルを再生させる
2018/10/10
ここ最近、シェビーバン関連の記事が続いてしまっています。。。
木工や家具のDIYやキャンプ・旅の記事も書きたいんですが、ついついバンの記事ばかりに。。。汗
ん?最近アウトドアやってないの?って?
いやいや、今年の夏もキャンプに北アルプス登山に1000km車中泊旅行だってやりましたよ!ついには最近シーカヤックも始めました。笑
やっぱり、何でもさぼらずにちゃんと書かないとですねえ~。。。
継続は力なり!
とは充分わかってるんですけどね。。。笑
さ~て今回は、前回記事で、キーレスエントリーを設置した際に気づいた、内装ウッドパネルの劣化の記事です。
って、結局バンの記事かい!笑
シェビーバンの内装ウッドパネルを再生させたい
目 次
マイシェビーバンは、内装部分にふんだんにナチュラルウッドが使用されています。
とまあ、こんな具合です。
これまでも、ちょこちょこと、この木製部分は補修をしてきていますが、今回は 扉の樹脂ハンドルが付いているウッドパネル部分 をキレイにしてあげよう!と言うお話です。
30年物のウッドパネルの劣化
まず、運転席のウッドパネルの劣化です。
白っぽく塗装がはがれて、仕上げのクリアラッカーかニスらしきものが完全に無くなってしまっています。。。
その上、下地の木が露出して色が剥げて来ていますね。。。泣
まずは、これを取り外して、部屋に持って帰ります。一緒に、助手席と後部観音扉部分のウッドパネルもはずしました。
これは運転席のウッドパネルです。こうして部屋に持ってきてみると、なかなかの劣化具合です。。。
そして、これが助手席のウッドパネル。部分的なんですが、カッサカサに剥げています。。。泣
これが後部観音扉部分。
こちらは、紫外線が直接当たりにくいせいか、色自身も濃いままで保たれいますが、どうしても何かに当たる部分なのか、こすれて剥げている感じがします。
古い車の内装の雰囲気
こういった、
経年感。
それが雰囲気となっている場合は、逆にこの「経年劣化によるシャビー感」が財産でカッコイイので、むしろそのままにしてあげて 腐朽などだけ気をつけていれば良いと思うのですが、
マイシェビーバンの内装雰囲気は、この「経年感、シャビー感が価値」と言うタイプではなく、
「30年前の内装が今でもとても綺麗な状態で保存されている」ことに価値のあるタイプ
なので、一部分だけシャビー感を出している状態ですと、どうしても全体のバランス的に「ビミョウ」と思うんです。
なので、私としては、なるべく美しく保存してあげたいな、と思ってるわけなんですね~。
ウッドパネルの劣化部分のサンディング
まずは、ウッドパネルの傷んだ部分周りを、♯600くらいのサンドペーパーで、サンディングしてあげます。
これで残っていた塗料をある程度落として、これから塗る染料のノリを良くするってわけです。
600番のサンドペーパーって言いますと、だいぶ目の細かいものになります。「水研ぎ」なんて言って、水でぬらしながら研ぐような場面でも使われるくらいの目の細かさです。
なので、ちょっと使うとすぐに目が詰まりますので、ケチらずにどんどん新しい部分でサンディングしてあげます。
塗装前にマスキング処理
ある程度、全体をサンディングしてあげたら、次は 塗装 なのですが、その前に周囲のレザーのパイピングが汚れないように、マスキングテープで養生してあげます。
マスキングテープは、周囲のパイピング部分と木の部分の間に入り込むように貼り付けていきます。
劣化部分の塗装(染色)
そして、養生が済んだら、剥げて色が薄くなっている部分に色を入れていきます。
いわゆる、染色 ですね。
いつも使っているオイルステインのチーク色を塗っていきます。おそらく、マイシェビーバンの内装ウッド色には、この色が一番近い感じがします。
ところで、普通こう言ったステインなどを塗るときは当然「ハケ」を使うんですが、大体、1回使うとすぐダメになります。。。
洗えばもう1回くらい、とは思うんですが、どうしても使用頻度は間が開くので、ガビガビに固まってしまうんですよね。。。
非経済的
なんですね~。
そこで、私は最近これを使っています!
そう、隙間テープ です!
「どう使うんだよ?」
って思うと思いますが、超かんたん。
こうです。割り箸の先っぽに巻いて付けるだけ。これでOK! もちろん、使い捨て! あ、割り箸は使いまわしてもOK!笑
メチャクチャ使い安いですし、メチャクチャランニングコストが安いので、是非おためしください~!
さて、剥げた部分にしっかりとステインを塗りこんでいきます。
塗り方は「薄く何度も」と言うイメージでしょうか。

後部観音 塗る前

後部観音 塗った後
何度か塗り重ねて、だんだんとなじんできました!
助手席側のウッドパネルもこんな感じです。

助手席 塗る前

助手席 塗った後
あまり剥げた部分以外には塗らないようにします。
変なところについてしまった場合は、ウェスなどでしっかりとふきあげて取ってあげます。
劣化部分の塗装(上塗り)
ステインを塗り終わったら、30分くらい待って乾かします。
最後の仕上げの上塗りは 油性ニス(透明) です。クリアラッカースプレーなどでも良いと思います。
これを、ペイントうすめ液で2倍程度に薄めて使います。しっかり薄めないと、ムラムラになりますよ~!
そうして、これはつやの違いが出ないように、全体に薄く塗っていきます。

運転席ウッドパネル

助手席ウッドパネル

後部観音ウッドパネル
ちょっと、後部観音に厚く塗り過ぎてしまいました。。。汗
厚くなってしまった場合は、間髪いれずに伸ばして薄くしてあげたほうが良いです。
少し時間を空けると乾き始めてしまうので、そこで伸ばそうとすると、、、変なムラとなって最悪 です。泣
なので、多少でも時間が空いてしまったら、あきらめたほうが良いと思います!泣
上塗りを乾かす
部屋の中で3日間くらい放置!
そして、乾いたらマイシェビーバンに設置します~。
だいぶキレイになりました!
というか、かなりの新古感!
マイシェビーバンも喜んでくれていると思います。笑
さて、次は久々にバン以外の記事でも書こうかな~。。。