丹沢鍋割山登山は冬の初心者登山にちょうど良い
2018/01/14
既に年は越してしまいましたけど、1ヶ月ほど前の、昨年の12月に丹沢山系の
鍋割山登山に行ってきました!
目 次
12月と言えば普通に冬ですね。
冬の登山は初心者には無理!
と思っていましたが、よくよく考えれば、雪さえ積もっていなければ、そんなに大変じゃないと言いますか、むしろ暑くないので快適な登山が楽しめるんですよね~!
都内から日帰りで楽しめる山と言いますと、まあまあありますが、その中でも1000mを越える手軽な山と言えば、やっぱり
丹沢山系
ですね!
丹沢と言うと、キャンプでよく行く道志エリアのすぐそばです。
地図を見るとよくわかりますが、道志エリアの南エリア、都心と富士山のちょうど真ん中辺りの場所になりますね。
この丹沢エリア、何が良いって、
交通の便が良いんです!
丹沢登山は交通の便が良い上に、交通費がリーズナブルなんですね~。
丹沢山系は都内から行ける交通費激安の山
丹沢の日帰り登山でのメジャーな玄関口と言いますと、小田急線渋沢駅からバスで15分程度の大倉バス停です。
たとえば、新宿から行く場合、
- 普通に新宿で切符を買う
- 小田急線に乗って渋沢駅まで行く
- 渋沢駅北口からバス賃を払って大倉バス停まで行く
と言うのでも充分安いのですが、小田急線には、
と言うのがあるんです!これが凄い!
丹沢・大山フリーパス
この 丹沢・大山フリーパス はどんなものかと言いますと、
- Aきっぷ、Bきっぷの2種類がある
- Aきっぷ、Bきっぷ共に小田急線の最寄駅での乗降は1度のみ、「本厚木駅~渋沢駅」の登山エリアの駅では乗り降りし放題
- Aきっぷ、Bきっぷ共に「本厚木駅~渋沢駅」からの登山エリアのバスが乗り降りし放題
- Bきっぷは大山ケーブルカーも乗り降り自由
- 購入日と翌日の2日間有効
- 新宿駅が最寄駅の場合で、Aきっぷ:2470円、Bきっぷ:1530円
と言う感じです、細かいことは HP を見てください。
何にしても、この内容でこの値段は安すぎです!
私は大山ケーブルカーを使うエリアには行かないので、いつもAきっぷを使っていますが、簡単に言えば、日帰り登山に行くのに1530円で行けてしまう、と言うことです。めちゃくちゃ気軽に行けますよね!
しかも、2日間有効なきっぷと言うことは、1泊の小屋泊やテント泊での山行でも使えてしまう!と言うスグレモノなんですね〜!
登山って、装備さえ手に入れてしまえば、お金のかからない趣味と思われがちですが、都内に住んでいる身ですと、何気に交通費がめちゃくちゃかかるんですよね。電車代だけならそこまででないんですが、最寄の駅から登山口までのバス賃やタクシー代がかさんで結構高くつくんです。
なのでこのリーズナブル加減は、本当にありがたいんですよね~。
丹沢・大山フリーパスなら温泉も寄れる
この丹沢・大山フリーパスだと、乗り降り自由の駅に「鶴巻温泉駅」があるので、この駅前にある
弘法の里湯 にも立ち寄れます!
これはとてもうれしいですよね~! 登山後の温泉は格別ですからね~!
鍋割山登山へ出発
さて、前置きはこのくらいにして、早速出発です!
朝、6時頃の小田急線に乗って、渋沢駅に7時頃到着予定です。
小田急線の車窓からも朝焼けが綺麗に見えますね~!
そして、7時頃に渋沢駅に到着で~す。
この季節ですから、登山客も少ないだろうと思っていたのですが、最後の紅葉を楽しむためか、案外混んでいるんですね!ちょっと驚きました。。。
バス停も混みそうだったので、渋沢駅に着いたら、ちょっと走ってバス停へ。バスはこの時期でも臨時バスが出ており、そんなに走る必要は無かった感じでした。笑
バスに乗って大倉バス停へ
バスに揺られること15分弱。大倉バス停に到着です。
この大倉バス停は、秦野戸川公園の目の前にあります。トイレもありますし、ちょっとした売店もあります。
なので、バスを降りてからゆっくりと登山準備と、準備体操をします。
0740 鍋割山登山開始
準備が整ったら登山開始です。
晴れた天気で、のどかな風景ですね~。
畑の合間に民家もチョコチョコ。しばらく歩いていると、ネコが気持ち良さそうにひなたぼっこしています。
気持ち良さそうですね~!
畑の風景も絵になりますね~。いつか老後はこんなところにのんびりと住みたいものです。
嫁もさっそうと歩いています。
遠くに見える山にはなんとなく、雪が積もっているようです。鍋割山も頂上は若干雪が積もっているんでしょうか?
10分ほど歩くと、林道の入り口です。
林道に入ってしばらく歩くと、国立公園の看板がありました~。
ちなみに、私は鍋割山は夏に2度ほど登ったことがありますが、低山なので夏は暑さで死にそうになり、まさに汗地獄になるんですね。。。泣
でも、この時期の登山は暑いどころか、寒いわけですから、案外快適に登山ができます。
今回、登山開始時は
- Tシャツ
- 長袖Tシャツ
- フリース
- ゴアテックス雨具
と言う出で立ちでしたが、途中からはフリースは脱いでザックにしまってしまいました。ライトダウンも持ってきていますが、早朝最寄り駅までの自転車時以外、全く着ませんでした。。。
ちなみに私の今回の装備は、
Tシャツ
長袖Tシャツ
フリース
ライトダウン
ゴアテックス雨具
シューズ
ソックス
グローブ
落ち葉のトンネル、いい雰囲気ですよね~!
0854 二俣
1つ目のチェックポイントの二俣に到着です。
その後、吊橋を渡って少し行くと、有志の方のための荷揚げ用水ボトル置き場です!
いつもここでは、登山力(ボッカ力)のある方たちが力比べかのごとく、いくつもの水ボトルを担いで、頂上の鍋割山荘に運んでいます。
私は、、、たいしたことないボッカ力なので運んでいません。。。泣
0942 後沢乗越
次のチェックポイントに到着です。
このあたりから、ちらほらと路肩に雪が見えてきます。
積もっていると言うほどでもありませんが、霜のすごいの、的な感じですね。
久しぶりの登山で、だんだん息のあがってきた嫁もがんばって頂上を目指します。
ふと、遠くを見ると南アルプスでしょうか?八ヶ岳でしょうか?美しい連峰が見えます。
頂上も近づいてきました。このあたりに来ると、登山道脇は雪だらけになってきます。
お、坂の先に太陽光パネルが見えました!
頂上の目印です! ここを上がれば頂上です!
1057 鍋割山頂上
そして、着きました~!登頂です!
鍋割山の頂上にある、鍋割山荘と言えば、、、
鍋焼きうどん
が有名なんですね~。わたし達も、早速お昼ごはんで鍋焼きうどんを頼みます。
鍋割山荘の中はこんな感じです。
ザックは小屋の中に持ち込んで置くのはダメなので、ザックは外に置きます。
そして、受付で注文してきたら、席に座って待ちます。。。しばらく待つと、名前を呼ばれますので取りに行きます~。
じゃーん! うまそー!
毎度毎度、頂いていますが、本当にクオリティが高い!これで1000円です!
山小屋でこんなにしっかりと具の入った鍋焼きうどんが食べられるとは、、、本当にありがたいんですね~。アツアツのスープが体に染み渡ります~!
頂上は結構寒いので、フリースを着込みます。嫁はそれでも寒いとのことで、持ってきていたライトダウンも着込みます。
私も持ってきてはいましたが、まあ着なくても平気そうでしたので、ダウンは出しませんでした。
食べ終わったら、頂上で景色を眺めます。
遠くの丹沢の山々が美しく見えます。冬は空気が澄んでいるので、遠くまで綺麗に見えますね~!
一応、頂上でパチリ。
結構体も冷えてきたので、早々に下山開始です。
まとめ
私は雪山登山は経験もありませんし、装備も持っていませんが、冬の山にはいつか登ってみたいと思っていました。
今回は手軽に登れる近場の丹沢山系ですが、気温的にもキツさ的にもちょうど良いレベルです。
「登山は春から秋しか無理だな」
と思っている人にも、充分オススメできそうな山だなと感じました。
とはいえ、低山とはいえ、天気のチェックはしっかりとして、降雪の恐れがある場合は、装備をしっかりとして登ることをオススメします。
下山時、帰りの渋沢駅までのバスもしっかりと臨時バスが出ていました。こんな時期も臨時バスがあるなら、土日祝日のダイアは変えてしまえばいいのに、って思いますけどね。笑
次の登山は春かな~?