DIY!ChevyVanのウッドドリンクホルダーを自作する ②
2017/10/31
前回のChevyVanのウッドドリンクホルダーを自作する記事の続きです!
ChevyVanのウッドドリンクホルダーの自作、追い込み!
目 次
さて、次に考えるのは、細かい部分です。
小物置場の底板のデザインを考える
小物置場とChevloretマークのところは、双方共に 物を置く場所 なので、底板が必要になります。
これは薄いベニヤ板を裏からビス止めする予定ですが、ただ板を裏打ちするだけではつまらないので、この底板に少しデザインと言うか装飾をしてあげることにしました。
どんな装飾かといいますと、、、
布を張る!
メチャクチャシンプルで簡単です。笑
でも、このちょっとしたことが、雰囲気をだいぶ イイ感じ にしてくれると思うんですよね~。
Mさんのバンのシートは 黄色~ベージュ色あたりの起毛素材のファブリック です。なので、これに合わせて、黄色系の布を探して来ようと思います。
さて、布は買ってくる必要があるので、先に裏打ち用のベニヤを切り出します。薄ベニヤなので、簡単に切り出してしまいます。
同時に、1段目と2段目を保持する柱4本も丸棒から切り出して行きます。
ドリンクホルダー全体の組み上げ構造を考える
次は1段目と2段目をどうやって4本の柱でつなげるかを考えます。
設計段階で、柱の位置は決めたんですが、どう固定するかまでは考えていません。
天板の上にビス頭が見えたり、ビス隠しのダボ後が見えたりなどは絶対にしたくありません。。。もちろん、これがデザインのような感じであれば良いんですが。。。
なんで、こういう風にすることにしました。
4本の柱は、1段目の天板に 埋め込んで木工用ボンドで圧着する ことで一体化してしまうことにしました。2段目と柱をビス止めとすることで、解体時はこのビスだけを外せばよいことになります。
木工用ボンドはしっかりと圧着してあげると、破壊したくても他の木部が折れたりするほど強力に接着できますので、充分大丈夫だと思います。一応、念のために埋め込み構造にすることで、接着面を増やして、より強固にする風にしました。
こう言った途中までしかあけない穴を開ける場合も、前回お話したボアビットなら簡単にきれいに空ける事が出来ます。
こんな感じで24時間以上しっかりと圧着してあげます。
ダンベルもこんな使い方があるんですね~。笑
しっかりと圧着できたことを確認したら、2段目を仮ビス止めしてしまいます。
これで形は完成です~! 自分で言うのもなんですが、なかなかイイ感じですね~!
全体的に問題がないことを確認したら、あとは塗装です。
ドリンクホルダーに塗装をする
今回は、よりアンティーク感を出すために、いつも使っているワトコオイルのミディアムウォルナット色ではなくて、ダークウォルナット色を使うことにしました。
当初は オイルステイン+ニス も考えましたが、触ったときの木の質感を出す方が、70sのバンには似合ってると思いましたので、こちらに決めました。
いつも使っている、ミディアムウォールナットに比べて、黄色味が少ないイメージです。木の枯れた感じが出るので、イイ感じなりそうです。
一旦、ビスを外して解体してから、丁寧に塗りこみます。
今回もいつも通り、しっかりと拭き上げを入れて、2度塗りをしました。
裏打ち用のベニヤに布を張る
さて、前に切った裏打ち用の薄ベニヤに張る布ですが、仕事帰りにふらっと寄った生地屋さんで、かなりイイ感じの生地を見つけちゃいました!
いい雰囲気ですね~! 即買いです!
これを50cmだけ買ってきました。
そして、サイズに合わせて切ったら、裏打ち用の薄ベニヤにボンドで貼っていきます。
こういうことは、あまりやったことが無いので、かなり行き当たりばったりです。笑
まあ、でもどうにか張り上げることができました。
表はこんな感じです。
何か若干ゆがんで張っちゃいましたね。。。汗
さてさて、これをドリンクホルダーの1段目の裏側にビス止めします。
ビスで留めているだけなので、布が汚れたり飽きてきたら、別の布に張り替えることが出来ますね~。
ドリンクホルダーを組み立てる
あとは、本体をビス止めで組み立てたら完成です。
出来上がりました~!
いろんな角度から。
ドリンクホルダー下部のドリンクが置かれる部分は、結露でビチャビチャに濡れてしまうと思うので、ちょっとビビッドな色のシャレたクロスでも敷いたらカッコ良さそうですね~!
にしても、自分で言うのもなんですが、明らかにうちのバンのドリンクホルダーよりもカッコいい。。。当時モノではない、ただの素人が作ったワンオフレプリカって言う点を除けば、こっちの方が絶対にカッコいい。質感もイイ。布もイイ感じ。。。汗
Mさんにあげたくなくなってきました。笑
まとめ
今回は、可動部があるような木工ではないのですが、穴をあけたり、内側をサンディングしたりと、意外と手間のかかる作業が多く、どうしても時間のかかる作業となってしまいました。
決して難しいと言うことは無いのですが、丁寧な作業の出来る人が得意としそうな感じがしました。私は若干苦手かもしれません。。。汗
道具としては、卓上糸のこ盤と先述のフラップホイル があると、かなり楽に&正確に作業が進められるんじゃないかな?と思いました。
俺もワンオフで製作して欲しい!
って人いましたら、是非ご連絡を下さい。笑
お好きなデザインで作りますよ〜!笑