DIY!自作キャンプ用折りたたみキッチンテーブル
2019/04/03
今回は、キャンプで使う、
自作!キャンプ用の折りたたみキッチンテーブル
目 次
の記事です。
うちも、キャンプを始めて何だかんだで10年弱。なので、当然というかいつの間にかと言うか、キャンプ用のキッチンテーブルを持っているには持っていました。
それがこれです。↓
これはこれで、かなり長くお世話になりましたー!
組み立てるのも一瞬でサクッと3Dに立ち上がるし、中の棚板は、差し込めばよいだけ。サイドにはモノを入れるポケットもたくさん付いていて、まあ言うことないって感じだったんですよね。だから、ゾーイ的にも、特段このテーブルをやめる必要も無い、って思ってたんですよね。しかーし、、、うちの嫁の
これ、すっごい便利で使いやすいんだけどオシャレじゃないんだよね
の一言で、オークション行きに。。。せっかく長いこと世話になってきたのにねえ。。。なーんて言いながら、既に出品、落札完了済みですー!まあ嫁ぎ先でも活躍してくれていることでしょう!
とは言え、まあ確かに、これ、すごい便利なんだけど、問題が1つあったんですよね。それは、
接地が面だから汚れが気になる!
キャンプ場は雨も降りますしね。地面は土がほとんど。なんで、どうしても雨が降るとドロドロになっちゃって、これがキツカッタ。泣
とは言っても、ドロ対策で、下に角材でウマを組んだんで、何の問題も無かったんですけどね~。でも、若干高さが高くなっちゃったもんで、ビミョウと言うか、、、笑。
あと、
内部の節が多いので、砂が入るとなかなか取れない
これも気になったなあ。というのも、地面が土のキャンプ場ばかりならあまり問題ではなかったんですが、当時は海の砂浜でのキャンプにハマッていまして、帰ってくると中が砂だらけ。。。
とまあ、チョコチョコと気になる点があるにはあったんですよね。というか、うちのキャンプスタイルからすると、若干合わないってだけなんですけど。笑 ドロドロだろうが、砂々だろうがお構い無しでキャンプ!って感じでしたから。笑
多分、危機管理能力の高いキャンパーさん達にとっては非常に便利で使いやすいアイテムだと思います!
かなり話が脱線してしまいました。そういったわけで、
使いやすくて、オシャレで、カスタマイズが出来そうなキャンプテーブルを作るぞー!
ってことになったわけです。
当然DIY。そして、当然材料は木。そして当然作る場所はホムセンの工作室。というか選択肢がそれしかないわけで。。。最近、鉄もDIYに取り入れられたらどれだけ幅が広がることか、って思うんですが、なかなか溶接機とかに手が出なくってですね。。。
材料はいつもどおり杉の荒材。一番安いですからね。でも、完全に乾燥してませんから、
乾燥して反る前にビスや釘やボンドでガチっと留めてしまえ!
っていう感じで作っていきます。
今回の自作テーブルは、キッチンテーブルですから、嫁が立って使用するわけで、一般的なキッチンと同じような高さで設計しました。靴を履いて使用するので、天板の高さが地面から850くらい ですね。(ちなみに単位はミリです。以後同)
奥行きは本当は 550くらい欲しい ところですが、
キャンプ道具は出来る限りミニマムに!
というのが私のモットーですから、奥行きは450に しました。その代わり、天板の幅は少しでも広くなるように工夫して、1150くらいの幅 になるように設計しましたー!
こんな感じですね。
いきなり出来上がりの図面になってしまってます。笑
構造的には、これ
と同じような機構で開きま~す。というか参考にさせていただきました。。。笑
とは言え、まるでマネではなく、2段目を作ったり、天板サイズを大きく出来る工夫をしたりと、随所にオリジナル要素が含まれています!(つもりです)
とは言っても、構造的には結構複雑な部類に入る折りたたみ機構ですので、設計の段階で綿密に計画しました~! できあがった設計図がこんな感じ。
まあ多分、見ても自分しかわからないような書き方満載なんですけどね。笑
誰かに作ってもらうわけでもないですし、自分で間違えなければ良いってことです!
さて、いつも通り、ホームセンターの工作室に、日曜日の朝から夕方までこもりきり。。。泣 どうにか形になったもんで、持って帰ってきました。
いつも通りに、設計図通りに、鬼目ナットを埋め込むところに、あらかじめ 鬼目ナットを埋め込んでおきます。今回は箇所も多いので、側や位置を間違えないように埋め込みます。
参考 かなり使える「鬼目ナット」とは何か?(使い方と注意点)
そして、足の先などの角の部分は、例によって「ディスクグラインダー+多羽根ディスク」で丸く落としておきます。
手かんなで木の角を丸く落とす方法はこちら。
参考 DIY!自作キャンプ用折りたたみローテーブルをワンタッチで展開できるように改造する
さて、家でこれから、これを塗装です。
最近はいつも、これを塗ってビンテージ感を出す方向で仕上げています。
このワトコオイル、小さいサイズもありますし、それなら1000円ちょっとで安いんですが、いかんせん、使っているとあっという間に減るんです!
でもって、折りたたみの家具って、塗っていると、何気に表面積が多いんですよね。泣
なので、
ワトコオイルを買うなら絶対に1Lサイズのものが良い!
って思ってます。ワトコオイルの塗り方はこちら。
私としては、ワトコオイルだけでもネイチャー感のある雰囲気も出るので、充分カッコいいと思うのですが、より一層のエイジング感を出したい場合は、それもアリだと思います。
そして出来上がったのがこれ!
そんでもって、こいつを折りたたんでみると、、、
こんな感じです!
なかなかいいかんじに作れたのではないかなーって思います。何よりも、ワンアクション、下手したら片手で組みあがる機構が、キャンプでとても重宝しています。
この折りたたみ機構、言葉で表現するのも難しいので、動画を見てくれれば一目瞭然かと思いますのでUPしておきました。
うちのキャンプでは、まず、このテーブルを野外にだして、ササッと組み立て、次に車から出してきた他のテーブルなどを、この天板の上で組み立てる、と言う風な手順にしています。
こうすることで、不用意に地面に道具を置いたりしないで組み立てまで持っていけるので、なかなかスマート、かつスムーズだと思ってま~す!
雨なんか降っていると、なかなか地面にはモノをおきにくいですよね。。。
ただ、このテーブル、構造的にどうしても 前後への揺れに対して弱い ので、そこがビミョウだなあと。。。次にキャンプテーブルを作るときが来たら、そのあたりの剛性もしっかりしたものを作ろうかなーって思いました。
<2016.10.18 追記>
使用中の写真をリクエストしていただきましたので、UPさせていただきます。ごちゃごちゃしていますが、こんな感じで使用しています。
<2017.5.26追記>
当自作キャンプ用折りたたみキッチンテーブルの設計図を、ある程度わかりやすく作り直しまして、販売を開始いたしました。
→ 自作折りたたみキッチンテーブルの設計図
是非、チャレンジしてもらえるとうれしいです~!
<2018.7.02追記>
この「キャンプ用折りたたみキッチンテーブルの製品自体を売って欲しい」との要望を相次いで頂きましたので、ご期待に応えて製作させていただきました。
<2018.07.20追記>
おかげさまで売り切れとなりました。皆様、ありがとうございました!
<2019.02.04追記>
その後も相次いで製作のご要望を頂いております。ありがとうございます!にもかかわらず、、、なかなか製作時間も取れず。。。時間がかかりましたが、やっとこ、追加で3台 製作させていただきました!
1台売れてしまいましたので、、、現在残っておりますのは、、、
- ダークウォールナット色×1台
- 無塗装品×1台
となっております。よろしくお願いいたします!
→ キャンプ用木製折りたたみキッチンテーブル(ダークウォールナット)
ヤフオクアプリはこちらからどうぞ。
→ ヤフオク!アプリ
<2019.04.02追記>
更新が遅れて申し訳ございません!
おかげさまで、2019.03月時点でキッチンテーブルは全て売り切れとなりました!みなさまありがとうございました!また、製作する時がやってくるかもしれませんが、その際はまたブログで通知させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします!
DIYのための道具の種類や使い方、選び方はこれを読め!
「これを読め!」などと偉そうに書いていますが、実際、読んで損は無い記事です。笑
何だかんだ言っても、DIYは、結局、腕なんかよりも
- 計画(設計図)
- 道具
- やる気
で、成功するかどうかの 9割 が決まってきます。これは絶対です。
DIYの記事もいくつかアップしてきてはいますが、その記事の中でも「様々な豆知識や忘れがちな大事だと思う事」を書いてきているつもりですが、それよりも、もっと基本的で大切な事をまとめている ので、まずは一度目を通すことをオススメしておきます。