「吊り下げランプ+バッテリー」をキャンプで使う ①
2017/09/08
今回書いてみようと思うのは、キャンプで使いたいと思っている照明についての記事です。
吊り下げランプ + バッテリー
目 次
・・・って、突然何のことだかわけわからない人も多いと思いますので、順を追って説明しようと思います~!
さて、現在私が所有しているライト類は、
- SOTO ST-233 ガスランタン
- ジェントス EX777-XP LEDランタン
- ジェントス VA-01D LEDヘッドライト
と言った感じです。もちろんこれらは、どれも申し分ないのですが、ランタンについて本気で深く考察してみた でも書きました通り、キャンプサイトの常時ライトとしまして、
キャンプサイトを上から下へ照らすライト
がどうしても欲しくて、色々考えていました。これについては、結構長期間にわたって悩みまして、色々調べたり、検討したりしてきました。しかも、この記事を書いている現在も、まだ実践していません。。。笑
まず、上から下へと照らすには、もちろん光源はタープ下だとしても、天井付近にある必要があります。スクリーンタープであれば吊るす箇所もありますが、ヘキサタープやレクタタープなどのオープンタープでは、設置する場所が元々無いわけですから、どう設置するか、も考えねばなりません。ただこれは、「ロープを張って吊り下げる」でどうにかなると思ってはいますが。。。
さて、検討の中で、まずはじめに思いついたのが、すでに1つ持っているランタンを使います。
ジェントス EX-777XPを2台にして逆さ吊りする
と言うはなしです。
もちろん、これでも良いのですが、見た目的に風情もないし、電池のランニングコストもバカになりません。臨時であればベストな選択ですが、いつもこれって言う話になると、、、う〜んという感じです。最悪、良い案が出なければ、これかなあとは思っていましたが。。。
次に考えたのが、
現場用クリップライトを設置する
ということです。これ、「現場用」という文言とは裏腹に、見た目はなかなかレトロで、構造美もありますし、使い方によってはオシャレだなあと前から思っていたんです。
電源をどうするかは後で考えるとして、クリップライトとなると、どこかにクリップで留める必要があります。
うちのようなオープンタープ下ですと、タープポールしかありませんね。となると、テーブルもポールのそばに配置、、、う〜ん、なかなかレイアウトが限定的になりすぎるなあ。。。泣
ただ、調子よくクリップ出来る場所があるレイアウトなら、この選択はかなりアリなんですけどねえ。。。何よりライトの設置が楽ですからね。
ワンポールテントの中に設置とかだと、ワンポールにクリッピングできるので超ベストなイメージですね。
そして、最後に考えたのが、
吊り下げランプを設置する
と言う、今回の記事の表題の事です。
この吊り下げランプ、クリップライトとほぼ一緒で、ただ、クリップ形式が吊り下げに変わったと言うだけです。
非常にシンプルで見た目も良いんです。よく、提灯灯とかすずらん灯などと呼ばれていて、祭りなどでも使われています。しかも、シンプルなので電灯部分は非常に軽いんですよね。
色々考えた末、これが一番現実的だ!と思い、この方針で考えていくことにしました!
さて次は、
吊り下げランプのソケットは何を使うか
を考えました。はじめは、上記のような市販のすずらん灯でも良いかなとは思いました。防水仕様もありますし見た目もスッキリしています。
ただ、私はランプ自身は多くても3つで良いと考えていました。市販のものは少なくても5灯あります。私にとっては、無駄に多いんですよね。。。ファミリーなど人数が多いなら5灯でも良いのかもしれないのですが。。。
まあ、余った2つのソケットには電球を入れなければ良いだけの話なんですが、そうすると見た目がカッコ悪いんですよね。。。結構調べたんですが、市販のもので3灯の既製品は無いっぽいんですよね。。。泣
となると、市販で3灯のものが無いならば、自作するしかありません! ついに 電化製品までDIYという、、、DIYを始めたころには、ここまですることになろうとは思いもよりませんでした。。。笑
さて、必要なものは何があるかなあ、と色々電設系のお店のHPで勉強していますと、大体何が必要かわかってきました。
- 吊り下げランプ用ソケット
- 電線
- LED電球
基本的にはこれだけで大丈夫みたいです。電球はもちろんLEDを使います。単価は高いですが、消費電力が普通の白熱灯の1/10位ですし、寿命も10時間/日で10年くらいと半永久感覚ですからね。
後ほど話しますが、キャンプ場での電源が確保できない場合を考えれば、それだけで選択肢はLEDのみとなってしまいます。
いやあ、ここまで、、、電気の知識を大して持っていなかったので、かなり勉強しました!おかげでだいぶ電気のことがわかるようになってきましたよ。笑
中学の頃に勉強した「オームの法則」!基本的にはアレがやっぱり大事なんだなってこともよ~くわかりました。電圧=電流×抵抗 です。あと、電力=電圧×電流 も必要な大事な式ですね。どうやら「電気」っていうのは、
- 電圧
- 電流
- 電力
- 抵抗
この4つの意味がちゃんとわかっていれば、大体あとは応用でどうにかなるんだなあと思いました。
もちろん、机上の理論・計算という意味ですけど。。。実際に、電気のDIYや電気いじりをするとなると、話は別です。一定以上の電気工事をする場合は資格が必要だったりしますし、あまりナメてかかってはいけないものです。単純に危ないですからね。
さて、話は戻しまして、買うべきものが決まったので、あとはこれらを買ったら、設計通りの長さでつなげれば良いだけです。。。
・・・なんて思っていたら
偶然AMAZONで、私の理想の既製品に出会ってしまいました!
まさに運命!どうやら某国製の製品ぽいので、性能は怪しいところではありますが、まさにこのレトロ感!思い描いていたようなデザインです!
あと内容ですが、110V~200V対応で、最大600Wまでいいよ!といったような記載があるっぽいので、まあ「6A程度の電流が流れてもダイジョーブよ」って言うような電線が使われているんだろうなあ、って思います。なので、LEDで使用する分には、その点、何の問題も無さそうです。
一応、その判断根拠の計算式書いておきます。
消費電力8WのLED電球×3灯=24W
AC100V電源だとして、24W/100V=0.24A
ということで、電線には0.24Aの電流が流れることとなります。
ゆえに、0.24A<6Aってことで安全だな!と言う判断です。
電流って言うのは簡単に言えば「電気の流れる量」ですので、当然、大きいほど危なくて、少ないほど安全なわけです。
安全率的なのを全く考慮していない計算式ですが、これだけの差があればまず平気だと考えられると思います。。。チョッと不安ですが。。。笑
吊り下げランプの電球は何を使うか
そして、次に電球ですが、一般的なLED電球の電球色でよいかなあと思っていました。耐久性もあるし、そもそも、LED電球って言うのは普通のものしか無いんだ、と思っていましたし。こういうやつです。というか、これにしようと思っていました。
それに、電球は東芝やパナソニックのようなブランドであれば安心だなあってところですね。ただ、これ、見た目がレトロ感とは程遠いんですよね。。。泣
普通のLED電球って根本に樹脂のカバーが付いているので、なんか未来的というか。。。
でも、仕方ないかな、と妥協していると、、、またまた偶然見つけてしまいました!
このレトロ感!想像していたイメージにピッタリすぎます!これもまた、運命!買えって言われているとしか思えませんね。これまた某国製のようですから、国産ブランドと比べればどうしても耐久性や寿命、明るさなどの面で、信用性が気になるところではありますが、いやいや、デザインのほうが大事だ!と気持ちが突っ走っている私は、既に当然この商品しか目に入っていないのです。
というわけで、買うものが本決まりしてきました。しかし、まだ、あと考えなくてはいけないすごく大事なものが1つあります。
これについては、ちょっと今回記事が長くなってきてしまいましたので、続きは次回にまわそうと思います。。。