DIY!Chevrolet Genuine Parts のステンシルを自作してみる!
2019/11/23
今回は、DIYはDIYなのですが、木工ではなくて、ステンシルを作るという記事になります。
Chevrolet Genuine Parts のステンシルを自作
目 次
以前、木製コンテナボックス を自作したわけですが、この箱にただいつものように色を塗っただけでは面白くないので、今回は、自作のステンシルで雰囲気アップ を狙ってみることにしました!
どんな内容のステンシルにするか?
よくあるのは、数字の羅列や「CAUTION」とか「GRENADE」など 軍で使用されてそうなロゴなどですよね。
折角自作するのですから、そんなよくあるのでは面白くないなあ、と思ったので、いっそ、もう少し複雑なやつでカッコいいの無いかなあ?と。
そこで思いついたのが、
マイシェビーバンのブランドロゴは???
というものでした。まさにこれです。
いわゆる シボレーのボウタイマーク です。
これを木の大きい箱にステンシルしたらカッコいいのでは? ってことです。
・・・はじめはそれでもいいかなあ? と思っていたのですが、色々考えていたら、こんなことを思いました。
「この木の箱でGMのパーツが輸入されてきた!」なんてストーリーもオモシロイんでは?
つまり、GM Performance Parts から届いた箱!的なイメージです。
とは言え、GMより、シェビーの方がロゴがカッコいいので、シェビーで考えます。笑
なら、シェビーの GENUIN PARTS なんてどうだ?と思ったわけです。
早速、「Chevrolet Genuine Parts」で検索してみると、、、カッコいい画像がバンバンヒットします!!!
その中でも、ビンテージ感溢れるものをいくつかピックアップしてみました。
カッコいいですね~!!!
ラウンド型もいい雰囲気です。筆記体なのもシビレますね~。しかし、ステンシルにするには 細かい部分が多すぎ ます。。。
3色使いもいいんですが、ステンシルでは塗るときの難易度が高い ので、せいぜい2色がいいところでしょう。
これらをそのまま使うのもなんだったので、これらを参考に組み合わせて単純化し、こんなマークを作ってみました。
色はとりあえずの色なので、実際に着色の時に、より雰囲気の出る ネイビー×ホワイト にしようと思っています。
この図は色を入れていますが、実際、下絵として使うステンシル画像は 縁取りの単線の図 です。
ステンシルの下絵デザインを作るのに最も大事なこと
は、ステンシルで切り抜いた時にパーツが 分離してはダメ! ってことです。
なので、島になってしまう部分は、無理やりつなげるわけです。
この場合ですと R、O、P、A などですね。
ステンシルの自作計画
下絵が決まりましたので、あとは実際にステンシルの製作です。
ステンシルを作るには当然台紙が必要ですが、まず迷いました。。。
ステンシルの台紙は何にするか?
一般的に、ロゴのステンシルは鉄板製などもありますが、当然鉄板などでは作れません。
紙で作ったら、1回で使い捨て感もあります。。。
おそらく、切抜き作業は大変だろうと思うので、せめてスプレーで使用するにしても、10数回くらいは使用に耐える素材 でつくりたいところです。
そこで選んだ素材はこれです。
まな板シート!半透明!
こういう感じのものですね。
そうなんです。樹脂シート なら強度もあるし、切り抜きは難しくない、でも透明でないと、印刷した紙から写すことが出来ないんですよね。
ステンシルの台紙を切り抜く道具は?
切抜きには、デザインナイフを使用します。ナイフと言ってもカッターに近い感じですね。
これで道具は揃ったので、あとは実践のみです。
ステンシル自作の手順
ステンシルの製作手順は、
- ステンシル絵柄を紙に印刷(下絵)
- まな板シートの下に印刷した紙を重ねて油性ペンでトレース(写す)
- まな板シートをデザインナイフで切り抜く
で終わりです。簡単と言えば簡単ですね!
これが A3の紙に印刷した下絵 です。
外側の円は本当は切れ目は無しですが、台紙が分離してしまわないように、4ヶ所でつなぐ感じにしています。さすがに2ヵ所くらいだと、何かの拍子に切れて分離してしまう かもしれません。
そして、この つないだ4ヶ所の橋の部分 は、出来上がった時にホワイト色でハケか何かで塗りつぶせば良いだけですね。
これをまな板シートに重ねて、トレースします。
トレースはサクッと終了です!
このトレースは多少正確でなくとも問題ないと思います。多分。汗
次に、一番手間のかかる、デザインナイフでの切り抜き作業です。
切り抜きの時には、下にカッターシートを敷きます。
ステンシル切り抜き作業で指が痛すぎてありえないくらい苦しむ
はじめは、サクサク切り抜いていけばOK!くらい思っていましたが、これがなかなか大変。
何が大変かって、
まな板シートが分厚いのでなかなか切り抜けない!
んです。指に力を入れるのですが、ずっと力を入れてるので、折れるんじゃないか?と思うくらい痛いんです。。。泣
本気でツライので、毎日少しづつ、数日に分けて 切り抜くことにしました。泣
半分近く切抜きが完了です。。。汗
この作業はこつこつやるしかないので、大変です。
どうにかほぼ終わりました!!!
切抜きだけで3日かかりました!泣
しかし、ツラかったですね。泣
そのくせ、出来上がったシートの切り抜きラインは結構ガタガタ。汗
まあ、スプレーですしどうにかなるでしょう。。。
今後は、もっと簡単に切り抜きの出来る、OHPシートなどのほうが良いのかもしれません。
耐久性は劇的に下がりますが。。。
さて、これで ステンシルシートが完成 したので、
あとは、木の箱に両面テープか何かで付けて、スプレーすれば出来上がりますね!
手順は、
- 最外円のサイズで円のステンシルを用意(紙か何かでOK)
- ネイビー色スプレーで円形に吹付け(ペンキをハケ塗りもOK)
- その上に自作ステンシルシートを設置
- 白スプレーで吹付けて完成
と言う感じですね。
しか~し、
まだ木の箱が、仕上のサンディングが終わってない上に、塗装も完了していない(泣)
ので、出来上がりの写真はいずれアップします~!
それにしても、切り抜き作業はなかなかの骨の折れる作業 です。たとえ、薄いOHPシートのようなものでも、きっと楽ではないと思います。
なので、色々調べていると、
「カッティングマシン」
なるものがあることを発見。
これなら、PCでデータを作って、プリンタにデータを飛ばすかのような操作で、まるで印刷するかのようにシートを切り抜いてくれるんです!
こんなに便利なものが世の中にあるなんてスゴイですね~! 欲しいですねえ。。。
あー、欲しいものは増える一方です。。。泣
<2017.06.30追記>
以前自作しました 自作木製コンテナボックス に、当 Chevrolet Genuine Parts のステンシル を施工しました。
記事もアップしましたのでよろしければご覧下さい。
→ DIY!自作木製コンテナボックスに塗装&ステンシル!!!