DIY!木箱にエイジングペイント
2017/09/07
以前の記事で作りました、キャンプで使う調味料入れの「木の箱」に、うちの嫁が塗装をしました。
今回は、その塗装の経緯の詳しい説明記事になります~。
自作フタ付木箱に塗装
最近エイジングペイントにはまり中で、色々試行錯誤しているようです。。。今回は節目節目で私が写真を撮っておきました。
下地の塗装
まずは、出来上がった木の箱に、全体を茶色のペンキで薄~く塗ります。こんな感じですね。ペンキは安いから使ったようで、もちろん水性オイルステインでも良いと思います。
次に全体に白ペンキで、雑に色をつけて行きます。これも下地の色です。
若干、遠目で見ると、ニセモノのヴィトンぽくなってる気がします。笑
これで一晩乾かしたら、クラッキング塗装をして上塗り塗装に入ります。
クラッキングメディウムを塗る
クラッキングメディウムは透明な液体なのですが、結構よく伸びます。なので、全体にささーっとある程度均一に塗ればOKです。チョコットくらい塗れていない箇所があっても、そこはクラッキングが発生しないだけで、逆にそういうランダム感が、より一層雰囲気を出してくれます。
上塗り(仕上げ塗装)をする
今回の仕上は、スモーキーな水色だそうです。スモーキーな水色のペンキに若干黒を混ぜて、色味を暗くしています。クラッキングメディウムを塗装後、20分程度である程度で乾くので、乾ききる前に、この仕上げ塗装をします。
そして、仕上げで塗った水色ペンキが乾いて、その後も一晩くらい放って置くと、このようにイイ感じでクラッキングが入ってくれます。
拡大するとこんな感じです。
クラッキングの合間から、下地の茶色と白色が見え隠れして、イイ感じですね〜。
これでも充分雰囲気は出てきていますが、ここに 所々にサンディングを施して、より一層のユーズド感を出していきます。サンディングでは200番から400番くらいの間のサンドペーパーを、状況によって使い分けていきます。特にエッジの部分にランダムにサンディングをすると、イイ感じになります。
少しサンディングをやりすぎる箇所があると、ベースの白木の色まで出てしまいます。ほどほどにサンディングをしたところは、下地の白ペンキや茶色ペンキが露出して、雰囲気が出ます。
アンティークメディウムで汚す
ここで、ベースの白木が出てしまったところに、アンティークメディウムで、「汚し」をすることで、より経年感を出していきます。
開けて見るとこんな感じです。中は初めに塗った茶色の塗装だけにしています。この方が、中はゴミや汚れがわかりやすいですからね。
取っ手は今後どうするか考えていこうと思ってるようです。まあ、どこかのアンティークショップで、良い雰囲気のに出会えたら、って感じですね!
しかし、いつの間にかうちの嫁も、こんなテクニックを身に着けていました。。。ちなみに私は一切助言をしていません。ただ、こんな本を見ながらやっていたみたいですが。。。
私も読んでみましたが、かなりわかりやすい上に、参考になります。これは上手になるわけです。。。納得がいきました。笑
今後はDIYで作ったものの塗装は、全て嫁に任せようかな~と思ってます。笑